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Mac の Bootcamp に盛大にハマる

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2010/12/03 05:59:59

過去(2010年前半)に Bootcamp で盛大にハマってしまった時のログが出てきたので、ここに記録しておく。 少々古い情報ですが、誰かの何かの役に立つかもしれない。

前提条件

Mac といっても、バージョンによってかなり違うと思われる。そこでここにバージョンを記しておく。

機種名MacBook
機種IDMacBook 4,1
プロセッサ名Intel Core 2 Duo
グラフィック/ディスプレイIntel GMA X3100

Bootcamp が Windows 7 に未対応の時期。

パーティション問題

Windows 用で確保する容量は Bootcamp の画面で設定できるが、 その設定した領域の HDD 上に移動できないファイルが存在していた場合、パーティションを切ることができない。 Windows では、ファイルはある程度詰められて保存されるのだが、Mac はファイルが HDD 上のいたるところに保存されてしまうため、 長い間 Mac を使っていればいるほど、この問題が発生する可能性が高くなるはず。 (これは一般的に Linux でデフラグが必要ないと言われていることと同じ理由によるものだろう。) この問題を解決するためには、Mac で使用しているファイルの全てを Mac 用の領域に収まるよう集めなければならないことを意味する。 つまり、デフラグだ。

てっきり Bootcamp アシスタントはこういうことをやってくれているものだと思っていたが、そうではなかった。 自分でデフラグするしかないのだが、残念ながら Mac にはデフラグツールが無かった。とても悲しい。

iDefrag とかいう有料のツールがあるが、いかんせんデフラグごときにお金を使うのは気が引ける。 Windows では普通にできることだ。 Apple いわく、ディスクユーティリティで HDD のバックアップとって、それを復元せよとのこと。 復元した時点で、詰められるよということらしい。 ということで、外付け HDD をつないでみたのだが、バックアップがとれなかった。 原因は良く分からなかったが、この外付け HDD は Windows、Mac 共用で使うため、FAT32 でフォーマットしてあり、 4GB以上のファイルが保存できないからかもしれない。

しかたなく Mac をクリーンインストールすることにした。 クリーンインストールすれば、HDDを復元することと同様にファイルが詰められる効果が得られるからである。

これでようやくBootcamp 用パーティションを切ることに成功した。

インストール問題

買ったばかりの Windows 7 を入れてみた。 この時点では、Bootcamp が Windows 7 に対応していなかったため、ドライバが不足した。 Mac の CD から入れられるものをいれて、どうしても入れられなかった RealTek のオーディオドライバだけは、RealTek のサイトから最新版をとってきた。 これで動作的には問題なかった。

しかしながらこの Windows 7 は、メインマシンで使用するために買ったものであり、 また、すでにメインマシンでライセンス認証しており、ライセンス違反となる。 アンインストールを余儀なくされてしまった(なんと無駄な時間だろう)。 そこで、余っていた Windows Vista を入れることにした。もっさりは目をつぶろう。 これならライセンス的にも問題ない。 XP は軽いとはいっても、セキュリティ的にもはや入れる気がしない。

Bootcamp アシスタントで、パーティションを結合し、再度パーティションを切った。 (いま思えば、この作業は必要なかったかもしれない。) Bootcamp アシスタントから Windows Vista の CD を入れてインストール開始。 再起動され、Windows のインストールが始まったかと思いきや、画面は黒いままでいっこうに進まない。 どういうことだ。Windows 7 はうまくいった。 以前 Windows Vista も入れてみたことがあり、そのときもうまくいっていた。 しかし、今回はなぜかうまくいかない。

なんだか以前に Linux と Windows で似たような状況に陥ったような気がする。 これはもしかしたら直前までいれていた Windows 7 が邪魔しているのではないかと推測。 良く分からないが、おそらくブートマネージャとかだと思う。

そこで、Mac のディスクユーティリティで、Bootcamp で割り当てた Windows パーティションの中身を0でクリアしてみることにした。 これで邪魔されないはず。

2011/08/21 追記:
ディスクユーティリティは「アプリケーション>ユーティリティ>ディスクユーティリティ」にあります。

diskutil zerofill

2011/08/21 追記:
0クリアすると、おそらくBootcampアシスタントが書いた何らかのデータも消してしまう。
そのため0クリアした後、改めてBootcampアシスタントからパーティションを再作成しなおす必要がある。
一度クリアしてから再作成することで、Bootcampが書いた以外のデータが何も無い状況を作り出そうというわけだ。

つまり、手順としては、
1)Bootcampアシスタントでパーティションを切る。
2)ディスクユーティリティで、そのBootcampパーティションを0クリアする。
3)Bootcampアシスタントで、そのパーティションを復元(元に戻す)。
4)Bootcampアシスタントで、再度パーティションを切る。
5)Windowsのインストールディスクを入れて開始。
で、Windowsインストーラが起動するはず。

あとは、WindowsインストーラからBootcampパーティションをフォーマットすればインストールできるはず。

結果、ようやくインストールが始まり、インストールに成功した。

フリーズ問題

Bootcamp 上の Windows を使用していると頻繁にフリーズする問題が発生。 Mac 側では発生しない。 10秒ぐらいのフリーズがかなりの頻度で、しかもランダムに発生する。 これは、はっきり言ってまともに使用できないレベルだ。 ヒドイときには強制的にシャットダウンしないとダメな状況に陥る。 ディスクのチェックしてみても効果なし。

どうやら似た問題になっている人がいるようだ。 「NVIDIA のドライバが~」という文章を発見。しかし悲しいかな NVIDIA ではない。 (NVIDIA の Mac は早いらしいね。うらやましい。)

原因特定のためフリーズ時の動きを観察。 フリーズ中に操作したマウスの動きがフリーズ後の画面に反映されていた。 このことから、ディスプレイだけがフリーズしてあり、処理はフリーズしていないと判断。ディスプレイ周りが原因だろうと推測。 ふと Windows を入れた直後はフリーズしていなかったこと、Windows Update で推奨になっていた Intel の Display ドライバを当てたことを思い出す。 上記の情報から、Windows Update でディスプレイのドライバを最新版にするとフリーズが発生し、Mac の CD に入っているドライバなら発生しないのではないかとさらに推測。

そこで、Windows Update で OS を最新にした状態から、デバイスマネージャで現在使用されているディスプレイドライバを削除し、 (別に消さなくてもよいかも。プログラムのアンインストールに出ていたらそれで良いかも) Mac の CD から再度 Bootcamp.exe を実行。 念のため Mac の CD に入っているドライバはすべて修復した。

結果、フリーズは発生しなくなった。

キーボード配列問題

普通の106/109キーボードと違い、Mac には「半角/全角」キーが無い。 代わりに、「英数」と「かな」キーがあるのだが、Bootcamp 上の Windows ではちゃんと動かない。 これはかなり困るが、IME の設定をいじればなんとかなる。 (ATOK の場合でも項目名が多少違うが同様になんとかなる。)

ウィルス対策ソフト問題

Mac 側に入れてあった intego の virusbarrier でおかしな挙動。誤検出&クラッシュする。 どうやら、Bootcamp 領域には使用できないらしい。 Act2 のホームページで確認した。ん、まぁそうかもしれない。 Mac のパーティションは HFS+ で、Windows パーティションは NTFS。 フォーマットが違うにもかかわらず、Mac から見えるのもおかしな話ではあるような気がする。 Windows 側には Windows 用のウィルスソフトを入れてあるので、そちらのスキャンで問題ないと判断。 ということで、Mac 側から Bootcamp 領域をスキャンしないように設定した。

まとめ

ハマるとヒドイ。